top of page

​Blog

李白の漢詩

  • 執筆者の写真: synchronicity64
    synchronicity64
  • 7月9日
  • 読了時間: 2分

昨年末、知人から座右の銘が送られてきました。李白の漢詩でした。

「夫天地者万物之逆旅光陰者百代之過客」

「天地は万物を迎え入れる旅籠のようなもの、光陰は永遠の旅人のようなものだ。」

素晴らしい詩ですね。

この詩を私なりに『易経』で説明致します。

易には三つの働きがあります。

万物や人は天と地の間に存在します(天地は万物を迎え入れる旅籠のようなもの)。易では天人地と表現します。この宇宙は元は一元論で一つ。分化して二元論(太極図は陰陽に分かれた表現)になっています。そして、変化しクリエーションしていきます。

太極図は一年の日陰を表しています。一年の中に四つの四季があり、変化していきます(変化)。そして、次の年にも同じ四季があります(不変)。そして、自然はシンプル(簡易)です。

変化

不変

簡易

これを易の三義(宇宙の原理)と言います。

変化しクリエーションしていきます。

(光陰は永遠の旅人のようなものだ)

陽は膨張し、陰は収縮します。


この宇宙は膨張し、収縮します。

永遠に繰り返されます。メリーゴーランドの様です。

李白の詩は素晴らしい詩ですね。『易経』そのものだと私は思いました。

『易経』は自然の摂理を説明しています。占いも人倫道徳も根底に流れているのは自然摂理です。『易経』は占いと人倫道徳を一体として書かれている書なので英知の書と云われています。

 

太極図は1年の日陰の変化が描かれています。
太極図は1年の日陰の変化が描かれています。

1年の中に四季があります。
1年の中に四季があります。

ご参考

全文掲載のサイト


写真 渦巻き銀河と不規則銀河  渦巻き銀河の下を不規則銀河(3億光年)が通過したと考えられている。ハッブル宇宙望遠鏡による撮影。明石市立天文科学館より
写真 渦巻き銀河と不規則銀河  渦巻き銀河の下を不規則銀河(3億光年)が通過したと考えられている。ハッブル宇宙望遠鏡による撮影。明石市立天文科学館より


コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page